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第25話 番外編 さよなら斉藤由貴
Aパート Bパート 今週のチェック
 
 最終回の翌週に放送された番外編である。

 インタビュー、撮影現場の様子、過去の名場面などで構成されている。
 最近のドラマでは、こういうのが放送されることってなくなったよね。

 しかし、このサブタイトルでは、まるで斉藤由貴が引退するみたいではないか。ここは「さよなら麻宮サキ」じゃないと。
 本編と違い、過去フィルム以外は全てビデオ撮りである。たぶん。
 ワイプの中で、ちょっとしたNGシーンが流れる。
 そしてタイトル。
 密着取材のよう感じでスタート。
  
 移動中、ワゴンの後ろで仮眠を取っている斉藤由貴。
 運転手「あれ、いけない、時間間違えた」
 由貴「うん、なに、どうしたの?」
 運転手「ごめん、撮影所に入る時間間違えちゃって、30分くらい遅れてるの」
 由貴「ええーっほんとぉー?」
 運転手「どうしよう?」
 由貴「よし、この手しかない」
 運転手「え、なになに」

 この時点で早くもコントだなと分かるのだが、
 由貴「もう一度寝るの!」

 枕に顔を埋める由貴ちゃん。うう、可愛い。
 ゴン!と、ハンドルに頭をぶつける運転手。

 無論、これは本物のスタッフさんだろう。
 そして、いかにも当時のビデオ加工っぽく、光りながら車線を外れて飛んでいく移動車。
 やかましいわっ

 しかし、こういう素人のビデオ投稿みたいなのが堂々とオンエアされるのは、ある意味貴重かもしれない。(※そんなことはない)
 全編こんな調子だとつらいなぁと思っていたが、次は本物の撮影所のシーン。
 最終回の、確かサキの家だったと思うが、神恭一郎と口論するシーンである。
 中央の男性が、田中秀夫監督。部屋の右隅に座っているのは座敷わらしではなく、スクリプターである。
  
 由貴「行ってくる」
 中康次「待て、これは罠だ」
  
 ちなみに本編では、こうなる。
 もっとも、上のはリハーサルなので、中康次はスーツを脱いでいる。
 中康次「あきらめろ!」
 由貴の行く手を遮る中康次、だが、何故かここで由貴が笑ってしまい、NGとなる。

 最後に、カックン!(パップン)と言う感じで効果音が入る。
  
 続きの会話シーンを別の角度から。
 由貴「信じられないよ、神、人間は確率だけで動くのかよ、あたしや三平のこと、一体どう思ってきてるんだよぉー、あ、違うわ……」

 わざとらしい笑い声が被せられる。

 ここは、そのままNG大賞とかに使われたんじゃないだろうか?

 同じようなNGシーンがいくつか流れる。
 撮影の合間を縫って、監督のインタビュー。

 監督「最初にね、由貴ちゃんに紹介されたときにね、いいなぁと思ったのはやっぱり目だったの……悲しい目だとか、嬉しい目、そういう表情をね、目で非常に表わす子だなぁと思って……」

 由貴ちゃんの撮影ショットや、過去のアクションシーンが流れる。アクションは、使われているのはほとんど初期のエピソードだ。
 続いて、こう言うタイトルが出る。
 まず、これはどこで使われたのか分からないが、公園のような所でヨーヨーをする由貴ちゃん。
 ここは何とかクリア。
  
 続く、最終回の、レミとの最終決戦前のシーン。
 歩きながらヨーヨーを操るのだが、これがなかなか成功しない。

 そう、斉藤由貴はヨーヨーが苦手だったのだ。あらあら。

 で、これが延々とNGが出る。
 失敗続きで、思わず座り込んでしまう由貴ちゃん。うう、可愛い。
 なお、現場には当然、敵役の高橋ひとみさんの姿も。いささか待ちくたびれた様子。
 そういうテロップ入れるなよ。
 19回目も失敗し、次が最後だと監督が言い、チャレンジする由貴だが……、
 結局ダメだったのだ。

 普通、こういう時は、最後に成功したものを使わないか?
  
 ちなみにこれが本編。

 ただ、成功しなかったと言っているが、本編では2回ともヨーヨーをちゃんと受け止めている。しかし、2回目は(ヨーヨーを掴む)音だけで映像がレミの顔に切り替わっていることから、1回目だけ成功したNGフィルムを使っているのではないだろうか?
  
 続いてこの方からのお言葉。

 長門裕之「サキ、元気か? 鷹の羽学園に侵入(?)したお前の活躍は素晴らしいものだった。苦労もあったろうと思う。ご苦労であった。(ここで素に戻り)どうもお疲れさんでした。えー、暗闇指令、長門裕之です。いやぁほんとにね、うーん由貴ちゃんてのはね、なんか人物になりきってる斉藤由貴ちゃんてのはね、現場でとってもなんか飛び跳ねてるって感じがあってねえ、えー、つまりあの『スケバン刑事』を支えてたのは斉藤由貴ちゃんのあの、活力って言うかな、活気って言うかなぁ、それからあのおおらかさって言うかなぁ、物怖じしない、うん、僕はそういうものが番組を支えていた大きな源流だと思いますね」
 長門氏の言葉の合間に、23話での爆破シーンでの由貴ちゃんの様子が映される。

 その後、そのまま爆破シーンのメイキングとなる。
 オープンセットでの爆破シーンと言うことで、入念に準備、リハーサルが行われている。
  
 入念に台本を確認する斉藤由貴。チラッとだが、書き込みのされた本人使用の台本が見える。

 実際に子役の女の子を抱いて、走って倒れ込む演技をする由貴。リハーサルの時は、地面の上に毛布がかけてあり、そこに身を投げるような格好になる。

 そしていよいよ本番。
 手前に置いてあるのが、ガソリンの入った袋で、その下に火薬が仕掛けてあるらしい。

 スタッフ「ご近所の皆様にお知らせいたします。こちら東映撮影所でございます。毎度ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、ただいまより浦野(?)オープンにおいて爆破の撮影を行います。事故とお間違えのないようよろしくお願い申し上げます」

 本番直前、拡声器で、近隣住民に対する注意喚起がされる。
 よく知らないが、住宅地にある東映のオープンセットなのだろう。
  
  
 で、緊張の本番。無事に成功する。
 こちらが本編の爆破シーン。かなりの迫力である。
 緊張が解けて、笑顔を見せながら子役の服についた土を払ってやる由貴ちゃんでした。
 彼女の場合、子役に怪我をさせてはいけないと言う別のプレッシャーがあったから、かなり大変だっただろう。
 ここで斉藤由貴のインタビュー。

 「えー初めて『スケバン刑事』を見た方は、初めの頃は、斉藤由貴○○(聞き取れない)とスケバン刑事とかなりギャップがあったと思うんですけど、そうこれも、あたしの一面だと思っていただければ、こういう……ことも、やれなければいけないなと思いますね。だからやれたとは思いませんけど、でも、あたし自身はやって面白かったし、みなが面白がって見てくれれば、楽しんでくれれば良いなと思ってますから」

 再び長門裕之のインタビュー。

 「あの、サキのようになんかとってもなんか活力のある、僕は女優さんになる、ような気がする……」

 次いで、田中監督。

 「あの子はなんか地に付けた人気がだんだんだんだん大きくなって、歌じゃなくて芝居のほうで成長していくんじゃないかな……」

 そしてまた本人のインタビュー。
 「あたしらしくやって、それでほんとに無理をしないでやってけば、あたしの個性ってものがあるならば、それが出るように、出てね、あのー、ふいんきのある女優さんになりたいなぁって思ってます」



 ここでCM。特別編と言うことで、アイキャッチは無し。

Aパート Bパート 今週のチェック
 
 CMあけは、過去のアクションシーンのハイライトから、
  
  
 ま、大体こんな感じである。
 それに続いて、最終回の橋から飛び降りるシーン。
 無論、これは男性スタントが演じているのだ。スタントの高木さん。
  
 斉藤由貴は、着地のシーンだけ。なお、その後、ポルシェまで歩いて、三平の姿を発見するまで、見ることが出来るが、メイキングでは唯一増田氏の姿がチェックできるカットだ。
  
 また、斉藤由貴のバイクシーンの裏側も。

 そして最後のレミとの対決のシーン。
 噴射するガスの用意をしているスタッフ。監督に、「黄色いガスは吸ったら危険」みたいなことを言われ、「ええーどうしようー」と声を上げる由貴ちゃん。もし吸ったら、すぐうがいをするように指示されている。
 具体的にどういう素材のガスなのか、分からないけど。
  
 物陰からバルブを開いて、二種類のガスを出すスタッフ。不安そうに上を見上げながら、演技を始める斉藤由貴。
 ここで、そのシーンのアフレコ風景も。高橋ひとみとふたりだけで行っている。
  
 高橋「うっふふ、あっははははは……」
 レミ特有の高笑いを横で聞いていた斉藤由貴、思わずつられて笑い出してしまう。
 遂には我慢できずにしゃがみこんでしまう……。

 もっとも、これはまだリハーサルなんだけどね。
 そして本番。
 台詞を言ったあと、拳を唇に当てて笑いを堪えているようにも見えるが、
 女性の声「ええ、由貴ちゃん、えーと、海槌レミ、人間として刑事として、ね。今、海槌レミが落ちましたよ」
 由貴「はい」

 台詞に間違いがないか、モニターしていたスクリプター(?)の声がする。
 上の画像は、ミスがないかどうか、ハラハラしていたのだろうか?
 で、その最後のシーンの台本を撮影所の隅で読んでいた由貴ちゃん。
 「ふーん、最後のシーンでこういう風になるのか」
 と、いきなり芝居がかった感じになる。そう、またコントである。

 男の声「由貴ちゃんそろそろ行ってみようか」
 由貴「あはい!」
 そう答えて歩き出すと、向こうから冬服のセーラー服を着た女性がやってくる。
 変な効果を入れられながら、擦れ違う二人。
  
 そう、続篇の主役である、南野陽子だった! その手には第1話の台本が。
 ここで、2のOPタイトルが表示される。一応、番宣も兼ねているのだ。
 ただし、これは実際のオンエアのOPとは異なる。

 南野の声「おまんら許さんぜよ」

 二人は笑みを交わして別れる。
 そして撮影所の中で走り出す由貴。この辺から、「白い炎」のイントロが始まる。
 最後は、打ち上げの様子。しかし、基本的に声は聞こえない。
  
 スタッフから寄せ書きのパネルを貰い、涙ぐむ由貴ちゃん。
 目に涙を浮かべながら、スピーチする。
 拍手する参加者。なお、この画面の左側に映っているのは他の出演女優さんたちではないかと思うが、暗くて一瞬なのでよく分からない。
 記念の集合写真。斉藤由貴の後ろに、美也子の手下を演じた女優さんたちが見える。左端にいるのは沼先生役の平泉成。
 なお、三平役の増田氏の姿は見えないので、参加していなかったのではないだろうか。よく分からないけど。
 カメラが引いて、全体が見える。

 画像のほぼ中央、一番後列に立っているのは、中康次さんであろう。こういう時、背が高い(191)のは便利だ。
 クレジットが流れ出し、もう一度中央に寄るのだが、ここで、右上に小野寺丈などの顔が見える。
 クレジット後、ここでまた安っぽい効果があり、
 斉藤由貴の顔に、もう一度タイトルが重なって、終わり。

 ※おまけ

 数年前、斉藤由貴のデビュー何周年かを記念して、関連作品がまとめてDVDやCDにされたが、その中の一つ、「由貴燃えます! メイキング・オブ・スケバン刑事」と言うものを手に入れて、ちょっと期待して見てみた。

 尺は45分で、特番の倍はある。特番では見られなかった他のキャストのインタビューなどが収録されているのではないかと思ったが、蓋を開けてみると、内容的には特番とほとんど変わらなかった。と言うより、このメイキングビデオを編集して流したのが、25話の特番だったのではないかという感じで、かなり期待はずれであった。

 一方で、斉藤由貴の歌番組出演シーンや、ラジオ番組出演シーンまであり、スケバン刑事と言うより、アイドル斉藤由貴のファンアイテムのような構成であった。

 ただ、その中で、斉藤由貴自身が、スケバン刑事放送と同時期に流れたカルピスのCMを見ると言う、ちょっと珍しいシーンがあった。
 
 由貴「見詰められて、のどがカラカラです……」

 と言う、台詞で有名な(?)カルピスのCMがまるまるビデオ内に流れ、
 それを茶の間風のセットで見ていた由貴ちゃんが、「飲み過ぎて顔が丸々です」と、セルフパロディを演じるのがファンにはたまらないものがあるのではないだろうか。
 その後、照れ隠しにせんべいをぽりぽり食べるところもめちゃくちゃ可愛い。
 また、キッチュこと松尾貴史を相方にやっていたらしいラジオ番組の収録映像も見られる。ここでは、由貴ちゃんがコメディエンヌとしての才能の一端を披露している。

 ただ、「スケバン刑事」とは全く何の関係もない。

 他は、最後の打ち上げパーティーのシーン、25話のそれより多少サイズが大きくて、このレビューで立原麻衣ではないかと推測していた女性が、どうやら全然違う人だったらしいことが判明したのが、収穫であった。ただ、どっちも一瞬しか映らないので、結局はっきりしたことは不明のままである。

 このDVDはさほど高くないけれど、25話が見れるのなら、無理して買う必要はないと思う。



Aパート Bパート 今週のチェック
週の恭一郎チェック
・メイキングシーンに少し映っていた。あと、集合写真の後ろで手を振っていた。彼のインタビューも欲しかった。
今週の三平チェック
・彼のインタビューも欲しかった。打ち上げにも参加していないみたいで、ちょっと寂しい。
今週の暗闇指令チェック
・長門裕之として、斉藤由貴に暖かい眼差しを注いでいた。
今週の突っ込みどころ
・20回もNGしたシーンを流すなよ。
今週のまとめ
・こういう特番を放送したこと自体を誉めてあげたい。ただ、出来ればもう少し他のキャストの素顔も見たかった。

・今週の評価 ★★★★☆(4/5)