×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

第10話 第二部 悪魔の三姉妹編 序章
Aパート Bパート 今週のチェック
 
 今回から、いきなりがらっと調子が変わり、第二部「悪魔の三姉妹編」と銘打たれ、一話完結ではなく、サキと海槌三姉妹との戦いを描く長編ストーリーとなる。ただし、全てがきっちりつながっているわけではなく、従来の単発エピソードとしての要素も織り交ぜつつの展開となる。

 この大幅な路線転換は当初からの予定だったのか、視聴率のテコ入れだったのかは知らない。確かに視聴率は6話から9話まで(8話を除く)やや低い水準で推移しているので、後者の可能性もありうる。
 それはさておき、冒頭、二人の剣士が体育館で激しく撃ち合っている。
 ドラマの序盤から、なんとかの一つ覚えのように使われているクライマックスでの急迫したBGMが、ここでも使われている。
  
 そのひとりは意外にもサキで、もうひとりは剣道部主将で生徒会長でもある三井律子(蛯名由紀子)であった。

 二人の実力は伯仲していた。……しかし、素人のサキと互角では、主将としてちょっと情けない気もする。
 サキは突然三井に誘われて、剣道部の練習に参加していたらしい。
 その後、三井に誘われて屋上へ出るサキ。
 三井「ごめんなさいね、顔見知りでもないのに急に声をかけたりして」
 サキ「いいえっ私も生徒会長さんのことは前から知ってましたから」
 三井は3年なので、サキも敬語で話している。
 三井に前から自分のことが気になっていたと言われ、「ええっ」と驚くサキ。
  
 三井「だって似てるんですもの……」
 サキがマンションで一人暮らしをしていること、自分も小さい頃両親を事故で亡くしてアパートで一人暮らしをしていることを淡々と話す三井。
 三井「寂しいわ、でも、負けない、ほらっ見て」
 胸壁にもたれて下のコートを見る。
 そこでは女子バスケ部がパス練習をしていた。
 なんでブルマじゃないのか心ある人なら眉を顰める所だが、バスケ部だからしょうがない。
 でも、短パンの隙間から下着が見えそうなところに、希望が残されている(やかましいわ)。
 三井「青春って高校時代がいっちばん素晴らしいと思わない? 部活をしたり恋をしたり友達もたくさん作って……自由そのものよ、つまらないことなんかみんな忘れてウンと楽しまなくちゃ」

 鬱陶しいほどポジティブ思考の三井さんでした。
 サキもいささか白けた顔をしている。
 と、そこへ何故か沼先生が割り込んでくる。前回と同じ、凄い柄のネクタイを締めている。
 沼「麻宮、お前も今日から剣道部へ入れ」
 サキ「沼先生……」
 沼「俺は嬉しい! お前が剣道の稽古をするとはなぁ。少しは人間らしくなったんだなぁ……腐ったスケバンの根性を叩き直すのは剣道が一番だ!」

 前回は、バレー部に誘ってたくせに。

 沼「お前にその気が出てきたんなら、俺はいくらでも手を貸そう」
 いつになく温かい沼の言葉にサキも「沼先生!」と感激している。

 最初はスケバンと言うレッテルを貼って監視していた沼も、サキが暴力沙汰を起こさず真面目に勉強してるのを見て、考え方を変えつつあったのだろう。

 ここでメインタイトル。
 なお、今回から、
 サキの制服が夏服に衣替えし、背景も黒から赤に変わる。
 平和な登校風景。
 三平は、サキが剣道部に入ったと聞いて驚く。
 ただ、サキはスケバン刑事と言う裏の仕事を持っているから、そう言う部活動に参加するのを、神たちが認めそうもないが……。まあ、サキもいちいち彼らに承諾を得てるわけじゃないだろうけど。

 サキはすっかり高校生活をエンジョイしている様子。このまま何事もなければ、スケバン刑事の職務は別にして、サキにも平凡だが幸せな高校生活が送れていたかもしれない。
 そこへタロウ(小野寺丈)が、彼らの2-Bおよび2-C、そして3-Dに同時に女の転校生がやってくるというニュースを披露する。
 左端に久しぶりに菊地陽子さんが映っているが、今回も出番はほとんどない。

 はしゃぐ太郎を見て笑顔を見せるサキ。
 しかし、その転校生たちによって鷹の羽の平和な学園生活が破壊されようとは知る由もなかった。

 ここでサブタイトル。
 早速、その転入生たちが登場する。
 サキたちB組に来たのは、田川泰子。演じるのは浅倉みなみ。
 ちなみに浅倉さんは、この1年前の「スクール☆ウォーズ」では、終盤、スパイクを隠す三人の女生徒のひとりを演じている(左端)。
  
 三平は「何だ全然美人じゃねえじゃねえか」と無礼なことを口走る。
 と、それが聞こえて、田川からギロリングされる。

 ま、確かに際立って美人と言うほどじゃないけど、個人的には結構綺麗だと思うけどね。大人っぽくて。
 彼女はその三平の後ろの席に座るが、即座に「前の人の座高が高くてよく見えません」と仕返しする。
 クスクス笑いが周囲から漏れる。
 彼女は隣のサキにも笑顔を見せ、見た限りでは全く普通の女子高生のようだった。

 三平に、タロウが「C組の転校生が美人らしいぜ」とささやく。

 そのC組の転入生、
 宮原妙子を演じるのは、当時おニャン子クラブのメンバーだった河合その子。
 ま、確かに綺麗だけど、他の二人とそれほど差はないと思うんだけどね。好みの問題だろう。
  
 彼女の噂を聞いて、美也子がわざわざ顔を見に来ている。自分と彼女とどっちが美人だ? としょうもないことを周りに問い掛ける美也子。ま、実際、どっちも甲乙つけがたいけど、その様子を入り口のところから見ていた三平は「そりゃ決まってるだろ、新しい彼女!」とここでも女子の神経を逆撫でしていた。もっとも、美也子に睨まれてすぐ「勿論、美也子さん……」と言い直していたが。
 そして最後の横山めぐみ(大友香)は、3年D組で、こんなマンガのような眼鏡をかけた人だった。

 眼鏡=秀才と言うのは、もう使われなくなった記号ですね。
 彼女は教師の言うところの、東大の受験問題で5人しか正解しなかったと言う数学の難問をさらさらと解いて見せる。
 しかし、その教師は正解者が5人って、何で知ってるんだろう。
 さて、サキが部屋に帰ると、テーブルの上に赤いバラの花束が置いてある。

 実際に部屋に侵入して置いて行ったのはストーカー、いや神恭一郎の仕業だろうが、送り主は暗闇指令であった。
 テーブルに置かれたマイクのような機械が点滅し、暗闇指令の声が聞こえる。今回も録音ではなくリアルタイム音声である。
 しかし、サキが花束を手にするとすぐ喋りだしているのだが、暗闇指令のほうではサキの様子が分かっているのだろうか? まさか、監視モニターまで設置されてるんじゃないだろうな。

 暗闇指令「こんにちはサキ、その花束は日頃苦労をかけている君へ私からささやかな感謝の印だ……受け取ってくれたまえ」

 いつもと違う気障な物言いに、サキはややウンザリした様子。それにバラの花束貰ってもね……。

 暗闇指令「ところで今回の指令だが……」
 一緒に置いてある封筒の中には、あの転校生たちの写真が入っていた。いつも思うことだが、こういう写真、どうやって入手してるんだろうね。彼らの協力がないと撮れそうにない写真である。

 暗闇指令は、詳しいことは何も言わず、彼女たちを監視しろとだけ命じる。

 そして三人は、それぞれ学校で活動を始める。と言っても、表面的には別に不審なところはない。
 田川は元剣道部だったということで、剣道部へ入る。そして早速サキと試合をして、尋常ならざる実力だとサキを警戒させる。
 秀才・横山は、三井に生徒会の手伝いをさせてくれないかと頼みに来る。前の学校では生徒会長をしていたらしい。
 人のいい三井はそれを受け入れるが、生徒会役員ってあくまで生徒の投票で選ばれるのだろうから、この展開はちょっと都合が良過ぎるかもしれない。
 雑用だけならともかく、彼女はこの後、普通に発言とかしてるしね。
 そして残る宮原は、音楽室で優雅にピアノを奏でていた。それは音楽部の生徒や教師が聞き惚れるほど見事な演奏だった。

 彼らを見張れと言う暗闇指令の命令に疑問を感じるサキだった。

 さて、ここで、
 これ以降、サキと何度も死闘を繰り広げることとなる、海槌三姉妹のひとり、海槌亜悠巳(みづち あゆみ)が登場。
 クレー射撃の練習をしている。

 それにしてもなんちゅう名前だ。
 彼女はかかってきた自動車電話に出て、「計画通り進めて」と短く指示する。
 そして謎の三人の転校生がその本性を見せ始める。
 口火を切ったのは生徒会に潜り込んだ横山で、生徒会長・三井の発言を遮って「この学園は秩序が乱れている、美也子たちのようなスケバンが幅を利かせている。よって、規律や秩序を生徒たちの手で自主管理してはどうか」などと提案する。
 三井は、生徒同士が監視し合うようなことには反対だと言うが、生徒会役員たちの意見も賛否両論であった。
 もっとも、既に風紀委員みたいな組織がありそうなもんだけどね。
 美也子「あたしたちが槍玉に?」
 登美子「トサカに来ちゃいますよ番長、あたしたちみたいのがいるから、学校が悪くなるって言うんだから」
 美也子「生徒会の連中め、許せないわ!」
 登美子の報告を受けて憤る美也子。
  
 横山は正式な生徒会役員でもないのに、既にシンパを得て闊歩していた。
 と、久しぶりに暴力教師風に戻った沼先生が竹刀の先を突きつける。
 沼「待て、横山、生徒会で詰まらん提案をしたそうだが、即刻撤回しろ! 自主管理などともってのほかだ。そんなことに現を抜かしている暇があったら、勉強に身を入れろ!」
 しかし、横山は策士なので、(眼鏡を外し)沼先生に怒鳴られたことを早速利用して、教師の横暴を許すな、自主管理が必要だと生徒たちに訴える。
  
 また、宮原や田川も、それぞれさりげなく自主管理賛成の意見を述べ、シンパを増やして行く。
 ただ、鷹の羽の場合、不良と言ってもせいぜい美也子たち程度しかおらず、基本的には平和な学校なので、自主管理などと言う面倒なことに積極的になる生徒がたくさんいるというのは、少し不自然ではないだろうか。
  
 そんな中、部室にやってきた三井が、メリケンサックのようなもので何者かに殴打される。
 血を流して倒れる三井。
  
 その直後、「三井の奴、こんなところに呼び出して何の用だ?」と、説明台詞をつぶやきながら沼先生が入ってくる。倒れている三井を慌てて抱き起こすが、
 それを待ち構えていた田川が、「人殺しーっ」と派手に騒ぎ立て、沼に罪を被せてしまう。
 無論、真犯人は彼ら転校生である。

 沼先生は、彼らに騙されてここへやってきたのだろう。
 サキも駆けつけ、沼を見遣る。

 ここでアイキャッチ。

Aパート Bパート 今週のチェック
 
  
 沼先生は、手錠をかけられて、生徒たちの環視の中、パトカーに乗せられる。

 うーん、さすがにこれはないだろう。本人も否定してるんだし、そもそも被害者からの聞き取りもされてない段階で、いきなり手錠はありえない。ナックルの傷と竹刀による傷は全然違うのだから、傷を見れば一発で判明することだろうし。
 また仮に、警察が沼先生を容疑者と看做すとしても、生徒たちがガンガン見ている状況で逮捕、連行するとは思えない。
 例によって先走るマスコミ。
 こういうのは、いかにもありそうだけどね。さすがに「ふてぶてしく」はないだろう。。
 実際、沼先生はほどなく釈放されることになるんだし。
 さて、被害者の三井は意識不明が続いていた。
 医者は「昏睡状態から醒めない限り、非常に危険な状態が続くと言うことです」とサキに説明している。そりゃそうだろ。
 サキは無論、沼先生がやったなどとは思っていない。真犯人への怒りを募らせていた。
 生徒会長を失い、混乱する生徒会。その機を掴んで、横山が「緊急動議!」と叫んで、マスコミから暴力学園とレッテルを貼られた今だからこそ、自主管理委員会の設置の是非を問う決を取ろうと議長に訴える。田川と宮原も自主管理に賛意を示す。尻馬に乗って、居合わせた各部の代表が賛成を表明する。

 ここで議長が「そもそもおめえは正式な役員じゃないだろ、何が緊急動議だ」と言えば、彼らの野望も捻り潰されるのだが、
 議長「賛成多数で自主管理動議は可決されました!」
 彼は全く頼りにならない形式主義者であった。
 そもそも、正式な表決もしてないんだけどね。
 ともあれ、横山たちの企みは成功し、自主管理委員会が発足する。
 それを知らせる貼り紙にガンを飛ばしている美也子たちスケバン。
 いわば彼女たちを標的にして作られたような組織なので、彼らが不愉快なのも当然であった。

 なお、彼女に続いて登美子以下四人の手下もそれぞれアップになる。彼女たち全員のアップが出てくるのはたぶんここだけなので、貼っておく。
  
  
 こう並べると、それぞれ個性があるよね。

 彼らが怒って貼り紙を破ろうとすると、自主管理委員会の男子生徒がすぐに止めに入る。
 さらに他の管理委員会たちも彼らを取り囲む。多勢に無勢で、美也子たちも抵抗できない。この辺は「ねらわれた学園」っぽくて不気味である。
 さて、やっと登場の神サマ。車の中から、サキと話している。
 神「何、三井律子をやったのはあの三人だというのか?
 サキが頷く。
 神「証拠があるのか?」
 サキ「そんなものはないさっ」
 サキ「でもどういうことなの? 生徒会を牛耳ってあの三人は何をしようとしているの?」

 神「わからん」←「わからんのかい!」(サキの心の突っ込み)

 神「ただ、今言えることは、れんじゅうの背後には巨大な組織が存在するらしいということだけだ」

 サキは三井や沼のことを思い返し、「あの三人を締め上げて全てを吐かせてやる」と刑事らしからぬ決意をしつつ、学校へ向かう。
 校門をくぐったところで、三平が「大変だ〜」と叫びながら飛び出してくる。
 三平「美也子たちが、生徒会から除け者にされた腹いせに、転校してきた三人をやっつけるって呼び出した!」

 しかし、今は何時なんだろう。昼休みかな。

 サキは「なんだってえ? で、場所は?」と、三平にそこに案内させる。
 次のシーンでは、こんな山奥の採石場みたいなところへ来ている二人。どう見ても歩きで来てるのだろうが、何で学校のすぐ近くにこんなところがあるんだ?
 三平が「美也子〜! どこにいるんだ〜」と大声を上げながら探している。サキは何故か黙っている。
 と、彼らの視線の先に、血に汚れた美也子の手が……
 二人が駆け寄ると、美也子たちスケバン5人が倒れて呻いていた。
 サキは美也子の手を取り、「美也子、しっかりして美也子!」と呼びかける。
 美也子「サキ、強過ぎるよあいつら……」

 普段仲の悪いふたりだが、心の底では通じ合うものがあるのではないかと思わせるシーンである。
 サキ「三平!」
 三平「うんっ?」
 サキ「美也子たちの介抱、頼んだわよ!」
 言い捨てて、サキは美也子たちをボコボコにした三人組を探しに行く。
 ただ、斉藤さん、下半身が安産型なので、走っても様にならないのが玉に瑕。それはそれで可愛いけどね。
 しばらく進むと、
 変態バイク軍団が襲ってくる。
 ま、襲ってくるといっても、直接轢き殺そうという気はなさそうで、よたよたと逃げるサキの近くを走り抜けては脅かしてるだけのようである。
  
 ちょっと分かりづらいけど、部分的に女性スタントがアクションシーンを演じている。明らかに斉藤さんより細い。

 サキはバイクから逃げながら、ヨーヨーを投げて反撃し、ひとりふたりと倒す。
 それでも劣勢は続き、崖の方へ向かって逃げる。この後ろ姿も、明らかに別人で、走るスピードも急に速くなっている。
 しかし、崖の端から覗くと、下はこんな急流の渓谷だった。

 鷹の羽学園って、どんなところにあるんだ一体?

 さすがにこれはウソだろう。さらに、
 下から見上げるショットもあるのだが、これがいかにも合成っぽくて興醒めしてしまう。
 これは、下の川の流れと、上のサキと、同時に合成してるみたいなんだけどね。無理にこのショットは入れなくても良かったかな。
 サキが追い詰められて振り向くと、バイク軍団は後方へ退いて、山の下で横並びになり、エンジン音が止まる。

 と、そこで、山全体に響き渡る女の高笑いが聞こえる。
 「あっはははははっ、あっはっはっはっはっ、あっはっはっはっはっはっ、あはははっ、あー苦しい
  
 サキを見下ろす高いところに、バイクにまたがった女性……さきほどクレー射撃をしていた女性がいて、爆笑している。

 何がそんなに面白いのか、とにかく彼女の笑い上戸ぶりは素晴らしい。一転して、逝っちゃったような目付きになるのも良い。
 彼女の前には、あの三人娘が立ちはだかっていて、彼らが笑い上戸の配下だと言うことが分かる。
  
 サキ「てめえがーっ、その三人を操っていた張本人なのかーっ?」

 笑い上戸「ふっほっほっほっ、その通り、あたしの名前は海槌あゆみ、お前などには到底想像できない世界の人間よ!」
 エコー「ふっほっほっほっ、その通り、あたしの名前は海槌あゆみ、お前などには到底想像できない世界の人間よ!」
 あゆみ=亜悠巳なのだが、面倒なのでひらがなで書く。読めないしね。

 ここ、不自然なほど綺麗なエコーがかかるのだった。以下の台詞にも全てエコー付き。

 サキ「何が狙いでこんな真似をするんだーっ?」
 あゆみ「さあ何かしら、でも残念ね、会ったその時が別れとは!」
 そして、バイクに備えてあるライフルを取り出し、サキに狙いをつける。大人気ないなぁ。
  
 ここで、彼らの対峙している横から、三平が顔を出して、彼らの様子を見る。

 あゆみ「さよなら、元スケバンさん!」

 さすがにこの距離ではヨーヨーも届かず、どうすることもできないサキ。
 スコープの感じでは、彼女は心臓を撃って殺すつもりだったのではないかと思うが、実際は左肩と言う死にそうもない場所に当たる。
 意外とヘタクソであった。
 彼女はそのまま川に落ちる。
 実際に落ちてるのはダミー人形だけど。
  
 水面近くの映像では、ちゃんとスタントが急流に突っ込んでいる。
 セーラー服は着ているが、これは多分男性スタントだろう。女性にも見えなくはないけど……
 あゆみ「おっほっほっほっ、あっはっはっはっ」
 それを見て上機嫌で笑い倒すあゆみであった。

 ここでは、エコーが何重にも重なって聞こえて、うるさい。
 やがて、バイク軍団は元来た方へ引き揚げていき、あゆみたちもいつの間にか消えていた。
  
 それを見届けてから、三平は「サキーっ」と大声で叫びながら崖を降りて行く。何故かエコーはかからない。

 ここは増田康好氏が、自ら演じているが、結構危険な撮影だったんじゃないかと思う。下に降りたところで、彼、バランスを崩してこけているくらいだ。これは多分、アクシデントだろうが、すぐ起き上がって歩き出している。
 ボロボロ崩れる斜面をへっぴり腰で降りて行く。なかなかやるじゃないか。ま、男の子だしね。
 斉藤さんだったら、確実にスタントがやっただろうが。
 斜面を下り、岩場に辿り着いた三平は、サキの名を呼びながら濡れるのも厭わず川の中に突っ込む。

 ここも、増田氏が全て自分でやっていて、感心する。
 岩の上に立って、「サキーっ」と叫び続ける三平だが、サキの姿は見えず、彼の声が虚しく響きながら、「つづく」と言うハードな展開となる。
 なお、今回からEDのタイトルバックもリニューアル。季節に合わせて冬服から夏服になり、すべて新しいものに変わっている。
 ついでに、ナレーションも、前回までの川島千代子さんにかわり、山口奈々さんにスイッチするという徹底ぶりである。

 最後の「てめえら許せねえ」も当然夏服バージョン。

 また、クレジットには高木先生役の児島美ゆきさんの名前があるが、自分が見た限りでは今回は出演していない。



Aパート Bパート 今週のチェック
週の恭一郎チェック
・今回も、前回以上に出番が少なく、神ファンにとっては試練の時が続く。耐えろ、耐えるんだ。
今週の三平チェック
・何と言っても最後に、川に落ちたサキを捜し求めて労を惜しまず奔走する姿が胸を打つ。彼の献身がなければ、サキは助からなかっただろう。
今週の暗闇指令チェック
・今回もマイクのような機械でサキに直接話しかける。指令の前に、バラの花束を贈るという似合わないことをしている。
今週の突っ込みどころ
・鷹の羽から歩いていける距離に、何であんな渓谷があるのか、それが最大の謎である。
 
今週のまとめ
・第二部の序章と言いつつ、生徒会長が暴行され意識不明、その容疑で沼先生が捕まり、自主管理委員会が設置され、美也子たちがボコボコにされ、サキも銃撃され生死不明の状態になるというハードな展開である。それはそれでいいのだが、10話までの演出との落差に唖然としてしまう。

・今週の評価 ★★★☆☆(3/5)