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第4話 白い炎に地獄を見た
Aパート Bパート 今週のチェック
 
 冒頭、幼時の母親の姿を夢に見て、うなされるサキ。
  
 燃え盛る日本家屋の中で、空ろな表情をして立っているサキの母親、手にしていた刃物が畳の上に落ちる。
 その瞬間、ハッと目覚めるサキ。顔の汗だが、いかにも霧吹きでふきかけたようで、リアリティに欠ける。
 なお、このビジョンでは明らかに和風建築なのだが、終盤、事件のことが明らかになった際には、普通の洋風のダイニングルームに何故か変わっているのだが、この段階でそんな先のことまで勘定に入れて撮影できる筈もないので、追及しない。
 しばらく過去を凝視するサキだが、ふと人の気配を感じて格子ガラスのドアを見ると、怪しい人影が立っている……サキはスタンドの光をそちらに向けるが、そんなことをするまでもなく彼女の部屋に神出鬼没に現れるのは、あのお方しかいないんだけどね。
 サキ「神、恭一郎……」
 ぼさぼさの髪。これもやや演出過剰か。
 神は、ゆっくりと入ってきて一言。
 神「うなされる姿も、なかなか魅力的だった」
  
 と言われて、慌てて布団で胸元を隠すサキが、すごーーーく可愛い。
 神は、後半は真面目すぎるきらいがあるが、序盤に限っては、こういう風に冗談口を叩く場合があって、面白いのだ。
 ただ、この発言、仔細に考えると、「うなされる姿」と言うことは、普段からちょくちょく部屋に忍び込んでは、サキの寝姿を覗き見してたんじゃないのかと、勘繰ってしまう。実際、合鍵持ってて、出入り自由みたいだから、やろうと思えば簡単であろう。
 神「年頃のお嬢さんを訪ねるには失礼な時間かと思ったが、新しい指令が出たんでね」
 いつも勝手に出入りしてるくせに、妙に紳士的なところを装う神、小型テープレコーダーを取り出してテーブルの上に置く。
 暗闇指令の声「こんばんは、サキ、深夜にレデエを訪れる非礼については神君のほうから十分にお詫びを言って貰うこととしよう。なにぶん急を要することなんでね……三日前君のクラスメイト早坂ななみの父親が自殺したことは君も知ってると思う」

 これは、1話でも使われていたものだが、つまり、2話と3話の猫のムクはもう用済みということになったのだろう。まあ、猫の首輪を介して通信すると言うのはいかにも間抜けだし、動物、特に猫は撮影が難しくて余計な時間がかかるから、NGになったのだろう。

 ま、そんなの、始める前から分かりそうなものだが。
 2話で神はムクを可愛がっていたから、彼の家に引き取られたのだと信じたい。
 暗闇指令の声「サキ、我々はこの事件を単純な自殺として処理することにあるためらいを感じてる」
 サキ「ためらい……?」
 神「聞くんだ!」
 ちゃんと聞いてるのに、いちいちうるさい神。

 暗闇指令の声「何より、事件以後、残された早坂親子が何者かに付け狙われていると言う事実がある、そこで君の任務だが、鷹の羽学園において早坂ななみの保護に当たると同時に、事件の真相を解明してもらいたい、以上だ、成功を祈ってる」
  
 サキ「ななみが、狙われている……」
 寝惚けた頭で考え込んでいたが、ふと気付くと、神の姿が消えている。毎度のことだが、水戸黄門の矢七とかお銀みたいな人だ。ただし、このパターンも序盤に数回使われる程度で、二部では使われなくなる。
 サキ「神!」
 と、何故かいきなり起き上がって、神を追うサキ。お尻がキュート。
 ただ、ここで、別に彼の後を追う必要はなかったように思うのだが。クラスメイトがらみの事件であり、サキが断るとも考えにくい。あるいは、二度と勝手に入ってくんなと釘を刺しておきたかったのかもしれない。
 思うのだが、この事件、ななみの保護までは分かるのだが、事件の解明は、それこそ公的な捜査機関がすべき仕事じゃないの? たてまえでは、学校内での事件は警察も捜査しにくいので、女子高生のサキが……と言うことだったんだし。

 また、サキにテープを持ってくるだけなら、何も神がわざわざ足を運ぶことはない。女子高生の部屋に深夜勝手に上がり込むより、電話をかけるか、せめて女性のエージェントに持ってこさせるとかの配慮があってしかるべきだろう。

 それと、急を要すると言っても、サキは翌日、普通に学校に言って、普通にななみを見守ってるだけなので、わざわざ真夜中に指令を伝える必要は全くない。早朝、神が来れば良いだけのことだ。
 ま、あまり細かく突っ込んでいくと話が進まないので、この辺にしておく。

 ここでメインタイトル。

 翌日の鷹の羽。サキは、そのクラスメイトななみを見守っていたが、
 三平「クラシックのコンサートの切符が手に入ったんだけどさ、どうかな一緒に……ホラ、見てよ、指定席だぜ、なんたって、生の音楽は一度は聴いておかないと!」

 相変わらず暢気な三平でありました。この、音楽のチケットでサキを誘うと言うのは、前半で三平が多用する作戦である。
 さらに、「つまりさ……」と尚も何か持論をまくし立てようした三平だが、

 声「2年B組の早坂ななみさん、至急生活指導室まで来て下さい……」
 と、校内放送が聞こえてきて、邪魔される。ちなみにこの校内放送の声は、ナレーションと同じである。

 ぼんやりしていたななみだが、立ち上がって、教室を出て行く。
 それを追うサキに、サブタイトルがかぶさる。
  
 特に意味もなくかっこよく登場し、面談中のプレートのかかった生徒指導室に身を寄せて、盗み聞きするサキ。
 男の声「早坂ななみ、父親殺害の容疑で逮捕する!」
 と、いきなりの急展開。
 しかも即座に手錠がかけられる。
 同席した校長と沼は抗議するが、有無を言わさず連行しようとする刑事たち。
 校長は、せめて学校から出るまでは手錠は外してやってくれと頼む。
 刑事……よく見たら黒部進だったが、すげなく拒否する。そこで、沼が、せめて裏口から連れて行くよう要請する。

 あの、それよりまず、逮捕状を見せろと言ってみましょう。

 すぐ分かるが、彼らはニセの警察なので、その辺をきちっと確認していればみすみす彼女を拉致されることもなかったのだ。
 刑事の乗ってきた車で強制的に連れて行かれるななみ。
 校長は「刑事さん、よろしくお願いします」などと間の抜けたことを言う。
 学校の裏手の人気のないところでたむろしていた美也子たちのところへ、登美子が大声を上げながら駆けてくる。
 美也子「大声出さないでよ、食後のコーヒーがまずくなるでしょっ」
 登美子「そ、それが番長、万引きって言うのは学校側のデマ、ななみが引っ張られていったのは、さ、つ、じ、ん……」
 黄色の髪どめが可愛い登美子ちゃん。
 それを聞いて思わずコーヒーを吹きそうになる美也子。しかし、登美子、どうやってそんなことを嗅ぎ付けたのだろう。校長たちがそんなことを口外する筈もないし、部屋の外で立ち聞きしていたのはサキだしね。もっとも、彼女、2話ではサキが復学することを逸早く知らせに来ているので、情報収集能力は高そうではあるが。
  
 サキは、ひとりだけノートなどが出しっぱなしのななみの机に近付き、それらを整理してカバンにいれてあげる。
 そして、それを届けに彼女に自宅に行くのだが、チャイムを押しても反応がない。庭に回ると、
  
 母親らしき女性が部屋の中で沈んでいた。それに、サキの母親の幻影がオーバーラップする。
 顔を上げた女性に誰何され、
 サキ「麻宮って言います。早坂さんのクラスメイトで、カバン届けに来たんです」と正直に説明する。
 なお、このシーン、セット撮影なのだが、サキの背景は明らかな書割である。最近のドラマではまずありえないことだけどね。
  
 そう聞いた母親(左時枝)は、猛然とダッシュしてきて、サキの手からカバンをもぎ取る。そして、狂ったようにカバンの中をひっかきまわす。
 呆気に取られてそれを見守るサキ。
 そこへ電話が鳴り、母親は「家中探しても見付からない、必ず探しだすからもう少し時間をください。だからななみの命だけは……」と嘆願する。しかし、娘の命がかかっているのだから、いくら平常心をなくしていると言っても、サキの目の前でそんなこと大声で話すだろうか。
 母親は電話を切られ、絶望に押し潰されたように電話に手をかけて突っ伏す。サキは思わず上がり込んで、
 サキ「お母さん、何があったんですか、ななみ、警察にいるんじゃないんですか」
 母親は、娘を預かった、返して欲しくばとある書類を持って来いと、脅迫の電話を受けたと言う。サキはそれでやっと、さっきの刑事たちがニセモノだったと悟る。
  
 母親は、仏壇の遺影に視線を向ける。サキもつられたように振り向く。
 ななみの母親の遺影。なお、この写真は番組プロデューサーのものらしい。
 母親「この人、ニュータウン開発に絡んだ汚職をして、それを暴露する内部資料を密かに作っていたらしいんです」
 母親は、そこまでべらべら喋っておきながら、急に、このことは警察には絶対黙っていてくれと哀願する。ま、既に喋ってるんだけどね、特命刑事に。
 娘の身を案じ、泣きながらすがりつく母親にうなずきつつ、
 サキの声「ななみ、ごめん、あんたを守る指令を受けていながらこんなことになっちゃって……命賭けてでもあんたを助けて見せるよ」
 と、決意するのだったが、しかし、はっきりいって、別にスケバン刑事が単独で解決しなくちゃいけない事件でもないんだから、神に連絡して、普通に警察と協力して捜査した方がいいんじゃないの?
 ま、この世界の警察は、基本的には無能揃いなので、ドラマの中の判断としては、サキが正しいのかもしれないが。

 ここでアイキャッチ。



Aパート Bパート 今週のチェック
 
  
 コンクリート打ちっぱなしの倉庫の地下室のように所へ手錠を嵌められ、寝かされているななみ。階段を降りてきた黒部進が、「メシだ」と言ってハンバーガーを投げる。
 手錠を外し、食べるように促すが、当然、ななみは食べようとしない。
 黒部進「強情張らずに食わんかい!」と、ハンバーガーパンチ。
 ななみがハンバーガーを払うと、怒ってビンタする黒部進。
 そして、ななみの母親が観念して書類を渡すと言ってきたと告げると、ななみは何故か「うそっ」と驚く。

 黒部進「うそじゃねえよ、おめえの姉貴がはっきり電話でそういったぜ」
 再び手錠を嵌め、紙袋を投げつけて「ゆっくり食いな」と憎々しげに言い捨てて、階段を上がっていくウルトラマン。
 ななみ「姉貴……?」
 いるはずのない姉のことを聞かされ、不思議がるななみ。
 無論、サキがそう名乗っているだけなのだが、しかし、犯人たちは、この家の家族構成くらい事前にちゃんと調べて知ってる筈で、そんな簡単に騙されるとも思えないんだけどね。

 舞台変わって、
  
 高架下のトンネルの出口に、ラフな格好で立っているサキ。
 取引のためにやってきた黒部進たちに、ななみと引き換えじゃないと書類は渡せないと断言するが、
  
 ぺすとるを突きつけられ、「やべえっすよ、こいつは」と内心焦るサキ。相変わらず、計画性のないお人だ。
 心臓に銃口を突きつけられても、書類は渡せないと言い切るサキ。さすがの度胸である。

 が……、
 次のシーンでは早速、黒部進たちにぼこぼこにされている。
 尚も顔を引っ叩かれる。
 ななみの姉じゃないということは、すぐばれたらしい。取引の前に気付け。
  
 黒部進たちのボスは、その上の一番偉い黒幕に電話して指示を仰ぐ。電話に向かってお辞儀するボス。
 黒幕を演じるのは、幸田宗丸さん。
 で、サキはななみと一緒に地下室にぶちこまれる。
 ななみは母親のことを案じるが、サキは親戚のところに隠れているから安全だと言う。
 ななみはどうして他人のサキがこんなことをするのか疑問に思うが、
  
 サキ「あんたのお母さんが、あたしのお袋に似てたからって言うんじゃ、いけない?」
 と、フィクションの中でしか聞けない気取った言い回しで答えるサキ。今では、フィクションの中でもこんなこと言う奴ぁいねえよ。

 続けて「お袋っていうもんを悲しませる奴は許せない」……再度、炎の中にくずおれるサキの母親のイメージを挟んでから、「いいお母さんだよ、あんたのお母さん、無我夢中で資料探してた……あんたを助けたい一心でね」

 ななみは黙って聞いていたが、
 手錠をされたままの状態で、ペンダントの中に隠してあるマイクロフィルムを見せて、肝心の証拠は自分が持っていると打ち明ける。
 マイクロフィルムと言うのが、懐かしいなぁ。しかし、犯人たちはほんとに間抜けで、彼女の装身具さえ調べなかったのだろうか。

 ななみは、父親が亡くなる数日前にそのペンダントを渡されたのだという。
 サキはそうと分かれば、脱走すべしと言うのだが、まあ、別に証拠があろうがなかろうが、逃げ出さないとね。
 ななみに手伝って貰い、ポケットのヨーヨーを口にくわえ、
  
 倉庫の片隅にある機械の金具にチェーンを引っ掛け、それをピンと張らせて、それで手首のロープをぎこぎこ擦って切ると言う、極めて現実的な方法で脱出を試みる。

 手首のロープを切った後、
  
 何の説明もなく床に転がって、
 サキ「痛い、痛い、助けて〜」と叫びだすサキ。これは、それによって見張りをおびきだす計略なのだが、それを知らないななみはびっくりしてサキを見る。
 これ、ちゃんと計略どおり、見張りが様子を見に来てくれるからいいようなものの、何の反応もなかったら、かなり恥ずかしいことになっていたような気がする。

 で、悪人なのに、その声に慌てて降りてくる善人だったが、
 サキに思いっきり顔を蹴られる。正直者がバカを見る時代であった。
 サキはのした男から手錠の鍵を奪い、ななみの手錠を外しながら、
 サキ「野分三平君の家がこの近くにあるはずよ。彼に訳を話してガードして貰って、そしてそのペンダント、新聞社かテレビ局に持ち込むのよ!」
 と、口早に指図する。
 まあ、三平君のことはいいんだけど、汚職の証拠なんだから、普通に警察に行けばいいのでは?

 先は自分はまだすることがあるといい、ななみだけ急かして外へ逃がす。
 二人に逃げられ、それを報告して黒幕にしこたま怒られた三人。サキは、逃げたと見せて、換気ダクトの中からそれを覗いていた。
 ここで、黒幕の名前が黒崎で、ななみの父親も自分たちが殺したのだと丁寧に説明する、善玉に斬られる前の時代劇の悪役のようなことをする三人。
 サキは、それから、夜の住宅街をすたすた歩いていたが、後ろから神に呼び止められる。
 サキは、黒崎と言う男が、事件の黒幕だと断言し、その住居のそばまで来ていたのだが、「黒崎」と言う名前だけで、よく正体を突き止められたものだ。ななみのマイクロフィルムを見てればともかく、そう言う様子もないしなぁ。

 神は、しかし、「よくやった、任務は終わりだ」と、サキの怒りに水を差す。
 サキ「えっ」
 神「星雲建設会長、黒崎喜三郎、お前ひとりで立ち向かうには相手が少々大き過ぎる、後は我々が処理しよう」
 が、サキはななみの母親に自分の母親を重ねているのか、あくまで自分がけりをつけることにこだわる。
 サキ「神、この事件だけは、最後までやらせてよ!」
  
 サキ「許せないんだ、自分の欲望だけで、他人の小さな幸せをメチャメチャにするやつは……」
 ここで、またサキの母親の過去のシーンが回想されるが、ちょっとくどい。

 で、そう言われただけで、神は無理のようだなと言って、あっさりポルシェに乗って消え去ってしまう神。
 しかし、彼の言う処理は、黒崎の罪を立証して起訴することであって、この後のサキのように、乗り込んでヨーヨーでギタギタにすると言う、そんな単純なものじゃないと思うんだけどね。

 もっとも、今までだって、実際の検挙は、別にサキが手続きしてたわけじゃなく、警察か、神の組織がやってたんだろうから、結局、サキが暴れた後で、同様に処理することになったんだろうから、これはとにかくサキの鬱憤を晴らさせてやる、と言う配慮だったのかもしれない。

 サキは、手袋を嵌め、堂々と門を開けて入って行く。特命刑事だから、礼状は要らないのだ。
 近付いてくる、ヨーヨーのしなる音に、雁首揃えていた悪人たちは驚く。ただ、下っ端の二人まで来てるのはちょっと変だけどね。

 大物の邸宅なのに誰にも見咎められずにずかずかと入ってきたサキに、
 黒崎「貴様、何者だ?」
 サキ「何者だ? なめた口を利くんじゃねえ」

 いや、あの、別に利いてないんですけど。ごく普通の住民の反応だと思います。

 サキ「人の命と真心を食い物にする、てめえらこそ何者だっ!」
 と、人のうちに上がり込んでおきながら、むちゃくちゃなことを言いだすサキ。

 逃げようとする手下をヨーヨーで威嚇してから……って、あれ、なんで彼、逃げようとしたんだろう。相手は単なる女子高生なのに。
 で、桜の代紋を見せ付けて、
 サキ「スケバンまで張ったこの麻宮サキが、何の因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先、笑いたければ笑うがいいさ」
 サキ「だがな、てめえらみてえに、魂までは薄汚れちゃあいねえんだぜっ」

 黒崎は、黒部進の持っていたピストルを取り、
 いきなり撃ってくるのだが、
 それをあっさりかわすサキ。お前は「レモ 第1の挑戦」か?(誰も知らないって)
  
 寝転がったままで、ヨーヨーを投げる。
 サキ「諦めが悪いぜっ」

 ヨーヨーで、黒崎の持つピストルを叩き落す。
 しかし、この段階では、手下はともかく、黒崎をしょっぴくのはちょっと無理があるのでは? まあ、手下と一緒にいるから、こいつが黒幕なのは一目瞭然ではあるんだけど。
 たとえば、例のマイクロフィルムも持参して、それもつきつけるとか、工夫が欲しかった。

 さらに、室内の照明を次々とヨーヨーでぶっ壊していくサキ。なんで?
    
 最後は、天井のシャンデリアまで落としてしまう。
 斉藤さん、セーラー服の下に垢抜けない下着が見えるんだが、これはアクションのための防護服として着てるのかなぁ。やっぱりここは、素肌にセーラー服が望ましかった。
 落下して、爆発するシャンデリア。さすがに爆発はしないと思うが……。

 それに、これじゃ、単に住居侵入に器物損壊してるだけじゃないの。
 それから更に何かするのかと思ったが、壁際にへたばっている四人をチェーンで縛ることもしない。ちょうど、パトカーの音が近付いてくる。これは、ななみの訴えで警察が動いたのか、神が手を回していたのか、とにかくサキは予期していたようで、驚きもしない。

 サキ「せいぜい罰を受けるんだね。だけど、もうななみの父親は帰ってこない……」

 で、いきなりエンディングに突入してしまうのである。さすがにこの唐突な終わり方はどうかと思う。たとえば、ななみと母親の感動の再会シーンとか、しつこく三平がコンサートに誘ってくるとか、別のクロージングがあってしかるべきだろう。

 思うに、回想シーンを入れ過ぎて、尺が足りなくなったんじゃないの? あるいは、尺が足りないので回想シーンで埋めたか。

 また、結局、部屋を暗くしたのが、何の意味があったのか、サキの意図が分からないのだった。
Aパート Bパート 今週のチェック
週の恭一郎チェック
・本編でも触れたように、「うなされる姿も、なかなか魅力的だった」と冗談を言う神。こういう感じが、後半でもたまにあったら良かったかもしれない。中盤以降は真面目一本だからね。

 最後で、あっさりサキに見せ場を与えるなど、相変わらずサキに甘い。好きなのでは?
今週の三平チェック
・今回は、冒頭、コンサートにサキを誘って無視されるだけ。普通だったら、これに対応したシーン(サキをしつこく誘うとか)を持ってくるのがドラマのセオリーだが、今回はスルーされているのが悲しい。頑張れ。
今週の暗闇指令チェック
・命令の伝達方法が、猫の首輪から、1話の録音テープに戻る。音声だけの指令は、これが最後、かな。以降は、映像付きの豪華版で命令するようになる。
今週の突っ込みどころ
・冒頭、女子高生の寝室に突入する神は、緊急の任務だと言い訳するが、本編でも触れたように、何も夜中に伝えに来なくても、朝一番で来ればいいのである。

・最後のシーンで、盛大に家具を壊すサキ。しかし、特に意味はなかった。
今週のまとめ
・ストーリーとしても演出としてもアクションとしても、いまいちな回。パジャマ姿でドキッとしたり、ぼこぼこにされたり、ヨーヨーをくわえたり、銃弾をよけたり、そう言うサキの様々な面が見れるのが唯一の収穫か。

・今週の評価 ★★☆☆☆(2/5)