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第18話 登場! もう一人の特命刑事
Aパート Bパート 今週のチェック
 
 簡単に前回の粗筋を説明し、前回のラストの続きからスタートする。

 (ただし、オンエア時には17話と18話の間に「特別篇」と称して総集編のようなものが放送されているが、DVDには収録されていない)

 校長室で睨み合うサキとレミ。
  
 レミ「麻宮サキ、このわたしと勝負して勝てると思ってるの?」
 サキ「うるせぇっ」

 とりあえずヨーヨーを投げるサキ。しかし……、
  
 チェーンをレミにがっしり掴まれ、逆にブン投げられる。
 壁に叩き付けられたサキに、沼先生と美也子が駆け寄る。
 サキは、信じられないと言った表情でレミを見る。

 そう、サキの完全敗北だった。

 11話でもあゆみに敗れてはいるが、あれは銃で撃たれたのだからしょうがないが、これはまともにやりあっての敗北なので、サキの精神的ショックは大きい。
 「おっほほほほほっ、あっはははははっ」

 レミの高笑いが響く。

 ここで早くもOPタイトル。
  
 残留組が立てこもっている教室。
 太郎や照代、美也子の手下たちを中心に「学園の自由を取り戻せ」などとシュプレヒコールを繰り返している。

 しかし、この照代役の菊地陽子さん、なんか最近可愛いなぁと思うようになった。個人的には「セーラー服反逆同盟」4話の狂乱ぶりが凄まじくて、あまり可愛いとも思わなかったが、この17話〜18話では、妙に女の子っぽくて気になるのだ。
 穏健派の三平は、彼らの背後で突っ立っているだけ。
 まあ、こんなことしても何の意味もないことは分かりきっているが……。

 レミからの命令で警備員たちが彼らを排除しに入ろうとするが、がっちりバリケードを組んでいるので入れない。
 それはいいのだが、水も食料もトイレもないところへ立てこもったところで、長続きしないのは目に見えている。これは「反逆同盟」22話でも全く同じことが言えるのだが。

 しかし、結局強引に押し入られ、チョビヒゲ教師に「全員退学だぁーッ!」と無情の宣告を受ける。
 直ちに全員追い出される、の図。
 それでも諦めきれず、門にしがみついて「入れてくれよーっ」と騒ぐ生徒たち。
  
 そこへ沼たち三人がやってきて、横の通用門から出て、彼らと合流する。

 太郎「先生、僕たちもう学校へ戻れないんですか?」
 照代「どうして、どうしてこんなことになってしまったのよぉ!」

 泣きじゃくる菊地さんが可愛いのじゃい。
 やがて、彼らの視線は彼らを煽動した美也子に集まる。
 美也子もそれに気付いて、青褪める。
 沼が機先を制して、「よせ、夢小路の責任じゃない!」と彼女を庇う。

 もっとも、生徒たちは特に彼女を憎んでいると言う感じではない。むしろ悲しそうな目付きである。
 美也子「そうよ、私よ! 私がいけないのよ!」
 そう叫ぶと、反対側へ走り出す。サキがすぐに追いかけるのだが、
 次のシーンでは妙に差を広げられていた。サキが鈍足なのか、美也子が俊足なのか。
  
 美也子は階段を上ると、そのまま発作的に下へ飛び降りてしまう。

 BGMが途切れ、ドーン! と人の落下する音が響く。

 実際に落ちる瞬間が映っているので、思わずドキッとしてしまうシーンだ。もっとも、落ちているのはダミー人形であるが。
 「美也子ーっ!」
 絶叫するサキ。
 で、その顔にかぶさって、やっとサブタイトルが表示される。

 しかし、このサブタイトル、別に間違ったことは書かれていないが、その「特命刑事」は、登場したと思ったらすぐ死んでしまうので、なんとなく騙されたような気分になってしまう。せめて2話分くらいは活躍して欲しかったところだ。
  
 さて、次のカットでは包帯を巻かれた美也子の枕頭にサキがいて、美也子が死んでいなかったことが判明する。まあ、あの高さだったら助かっても不思議ではない。

 医者「重傷ですが、打ち所が良かったから大丈夫でしょう」
 医者の言葉に愁眉を開くサキたち。なお、美也子の頭上に札がかかっていて、そこに「昭和43年6月20日生まれ」と、美也子のパーソナルデータが見える。と言うことは、放送時点(1985年9月5日)で美也子は17才と言うことになる。

 しかし、サキの挫折感は強く、部屋でひとり沈み込んでいた。
 涙をこぼすサキ。
 ナレーション「……大勢の友達は散り散りになり、二度と集うことはないのだ」
  
 それにあわせて、ちょっとだけ過去の映像が回想的に流れる。既に亡くなった一子の姿も見える。
 そこへ神が入ってくるが、部屋が暗いのでさっぱり顔が分からん。
 神「サキ、お前は疲れている。しばらく休養しろ……これが新しい指令だ」

 サキ「休養? 冗談じゃないよ、あたしはなんにもできなかった……学園を守れずみんなを救うことも出来ず……
 ……神、あたしは明日から……、思いっきり寝るよ

 神「え゛っ…………………………寝るの?」
 サキ「休養しろって今言ったろ」

 などと言うしょうもないやりとりを想像するのも楽しい。

 正解は、「明日から海槌剛三張るよ! こうなったら直接剛三と対決してやる!」でした。

 神「よせっ、そんなささくれ立った心で海槌に勝てると思っているのか」
 サキ「ほっといてくれよ! この手で海槌をぶっ潰すまで誰の命令も聞きたくない!」

 かつてないほど感情を昂ぶらせているサキ。
 レミの部下による尾行をまいたうえで、海槌の豪邸の前でウロウロしているサキ。
 しかし、「張る」と言ったところで、所詮女子高生に過ぎない(と言うか、今は女子高生ですらないのだが)サキに、どれほどのことができるのか、見ていてかなり疑問を感じる。相手は日本の六大財閥のひとつなのだぞ。

 サキは、特命刑事と言っても、喧嘩が強いだけだしなぁ。
 しかも変装もしないで、敵の本拠地の真ん前で突っ立っているから、
 暴漢「ふぐぁあああーっ」
 早速、襲われてしまう。
 股間を思いっきり殴られて恍惚となるサキ。実際はお腹だけど。

 ここ、すべて斉藤さん本人がアクションを演じておられるが、はっきり言ってもどかしい。なんでスタントを使わないのか、解せない。
 とりあえず逃げるサキ。朝靄の中、住宅街を走って、何とか追っ手を振り切る。
 一安心していると、競輪選手のような男性が突進してきて、サキと激突する。
  
 派手に吹っ飛んで、坂を綺麗に転がり落ちていくサキ。ここはスタントである。
 慌てて駆け寄り、サキを抱き起こす競輪選手。その際、サキの右胸を触っているようにも見えるが、気にしない。
 呼びかける男性の顔を見上げながら、サキの意識が遠のく。
 意識を取り戻すと、見知らぬ部屋のベッドに寝かされているサキ。
 部屋には自転車関係のポスターなどが貼ってあり、先ほどの男性のパネルやトロフィーも飾ってある。彼は自転車の選手のようだ。
 先に書くと、彼の名は片桐陽一。演じているのは南城竜也氏である。
 その片桐がトレーを持って入ってきて、まだ動いてはダメだと注意する。
 片桐「ごめん、自転車をぶつけてしまって……でも、一生懸命看病したんだから、その分割り引いてくれよな……あっふっ、ところで、君の名前は? 高校生みたいだけど、学校はどこ?」
 サキは警戒しているのか、無言。
 片桐「わかったわかった、言いたくないものは言わなくてもいいさ……さて! あっスープ冷めないうちに飲んだ方がいいよ。それから僕の名前だけど、片桐陽一、自転車屋のおやじさ、ふっふふっ」
 片桐「あ、それから、これは余計なことかもしれないけど、今の君には余裕と言うものが感じられない。何をしようとしているのかは知らないけど、そんなことじゃうまく行かないと思うよ……しばらく休んだ方がいい」
 見ず知らずの男にズバリ指摘されて、軽いショックを受けるサキ。

 もっとも、サキはずーっと意識がなかったわけで、ろくに会話も交わしていない片桐がそこまで具体的にサキの精神状況を見抜くのはおかしいのだが、ネタばらしをしてしまうと片桐こそサブタイトルにあったもう一人の「特命刑事」なので、サキのことは神などから事前に聞かされており、それでそんな忠告が出来たのだろう。
 そこは、住居兼サイクルショップになっているようで、片桐は一階に降りて作業をしていたが、早速高校生らしい客が入ってくる。
 高校生「リレーラー交換したいんだけど、良いのある?」
 片桐「あるとも」
 高校生「チューブラ(?)がバーストしちゃった。直してよ」
 片桐「直すよりそろそろ新しいのを買ったほうがいいんじゃないか」
 言葉巧みに片桐は三人を店の奥へ連れて行く。

 片桐「お前たちもさあ、そろそろこういうやつとかこういうやつ持ってないと格好がつかないだろう。山田、ちょっとこい。お前なんか彼女いないんだから、こういうやつ持ってないと人生寂しいだろう?」
 山田「でもこんなのバイトじゃ買えねえよなぁ」
 片桐「そっか、それもそうだな……」

 商売上手なのか下手なのか、良く分からない片桐さんであった。

 しかし、普通の高校生がこんな専門店に来るとは思えないので、彼も高校の自転車部などに所属しているのだろうか?
  
 と、そこへ入ってきたのは意外にも、海槌レミ!

 片桐「レミさん……いらっしゃい、しばらくお見えになりませんでしたけど」
 レミ「ピスト用のステム、それから、トークリップとリレーラー、それでいいわ。届けて、いつものところね」
 片桐「はい、ありがとうございました」

 外面は極めて愛想の良いセレブのレミであった。
 しかし、これらの自転車の専門用語、売る方も買う方もさっぱり分からないまま口にしてるんだろうなぁ。
 無論、見てるほうもさっぱりなので、レミが去った後の、
 高校生「すげぇなぁ!」

 何が凄いのかさっぱり分からないのだった。
 レミが高級なパーツを大人買いしたことに驚いているのか、あるいはレミが凄い美人(と言う設定)だということに驚いているのか。
 片桐は高校生たちをほっといて、サキに声をかけてから、早速頼まれた商品を持ってバンで出発する。
 店はほっといていいのかと思うが、まあ他に店員がいるのだろう。
 所狭しと自転車やヘルメットの置かれた二階で、さきほどの片桐の言葉を反芻するサキ。
  
 さて、レミは競馬場(?)で自転車を走らせていた。多趣味ですね。
 あゆみとクミもそれに付き合ってタイムなどチェックしている様子。あんたら、学校はいいのか?

 後ろから、しっかりと身支度をした片桐がやってきて、「おっやってますね」と二人に声を掛けると、二人は会釈する。
  
 クミ「すごーい、時速75キロは出てたわよお姉様」
 片桐「相変わらず良い走りしてますね」
 レミ「元オリンピック選手のお褒めに預り、光栄ですわ」

 彼らの様子から、片桐は単なる商売人ではなく、レミたちのコーチも引き受けて親しく付き合っているようだ。
 次のシーンでは、三平と神が会っている。

 三平「サキが見付かった? ほんとですか」
 何故か敬語の三平。

 神「乗れっ!」
 吠えるように命じる。助手席に三平を乗せて神のポルシェが走り出す。
 神は、片桐の店の向かい側の路上に車を停める。
 三平「ほんとうにあんなところにいるんですか?」

 以前、三平は神と一対一で戦ったときはおもいっきりタメ口だったのに、ここでは敬語で通しているのはちょっと変な気もする。
 半信半疑の三平だが、カメラがズームすると、待ってましたとばかりにサキが二階の窓に立つ。
 これは、実際のサイクルショップを借りて撮影しているのだろう。

 三平はすぐ会いに行こうとするが、サキの横に片桐を見つけ、神は「待て、あの男は……」と血相を変える。三平は「どうしたんですか神さん」と問い掛けるが、神はポルシェを急発進させる。

 なんで急発進させなきゃいけなかったのか、謎である。

 しかし、神の様子では片桐がサキと一緒にいるのを全く知らなかった様子だ。むむむ。すると、片桐はサキをスケバン刑事とは知らずにあんな意味深な台詞を吐いたのだろうか?
 それとさておき、優雅に食事をとっているふたり。
 片桐はサキに、「良かったら僕の家にずっといてくれないかな」と、大胆な提案をする。
 サキ「えっ」
 目を文字通り丸くするサキ。しかし、こんな浅い付き合いで、そこまで切り出すのはいささか非常識だろう。
 片桐は数枚の写真を見せる。
 片桐「三年前に死んだ妹……名前はミツエって言うんだ」

 そのミツエが、自転車に乗っているところを車に轢かれて死ぬイメージ。

 片桐「その時僕は海外遠征中で死に目に会えなかった。小さい時に両親を亡くしてそれからずっと妹と二人だけで生きてきた……君を見てそのミツエのことを思い出したんだ……だから! あっごめんごめんこんな話お断りに決まってるよな。さっ、今夜はとことん遊ぶぞ。いいだろう? さあ食べて食べて」
  
 サキは最初の提案については結局何の返事もしないままだが、機嫌を悪くした風はない。

 もっとも、片桐は「結婚してくれ」と言う意味で言ったわけじゃなく、妹代わりに一緒に暮らしてくれと言う程度の気持ちだったのかも知れない。何しろ相手はまだ高校生だしね。

 実際に、斉藤由貴がお肉を口に運ぶシーンもある。こういうシーンはなかなか貴重である。

 食事の後、連れ立って歩く二人。
 サキ「片桐さんありがと。ささくれ立った心を治してくれて」
 片桐「よせよ、そんな風に言われると照れちゃうぜ……ところでそろそろ君の名前教えてくれないか」

 あっ、そう言えばまだ名前も名乗ってもなかったのか。さすがにそれも非常識だな。
  
 サキ「麻宮サキ」
 片桐「麻宮、サキ?」

 心を開いたサキはやっと名乗るが、それを聞いた片桐の顔色が変わる。
 同じ特命刑事として、その顔は知らずとも名前は知っていたと言うことか。

 うーむ、しかし、片桐はサキのことを知らないまま面倒を見ていたのか? だとすれば、さっきのサキの心を見透かした台詞があまりに鮮やか過ぎるなぁ。

 サキ「はい……?」
 片桐「いや、なんでもないんだ」
 で、その二人の様子を何故かレミが見ているのである。

 さすがに偶然が過ぎるだろう。

 サキもその後、片桐の店の奥にレミの写真や資料があって、秘密の通信装置のようなものを操作しているのを見付けてしまう。
 三姉妹のほうも、この段階では片桐がサキの仲間なのかどうかはっきり分からない。

 レミ「とにかくサキの奴許せない! あたしのパーツに手を出したらどうなるか思い知らせてやる!」

 とにかくご立腹の様子。この「パーツ」と言うのは、片桐のことなのだろうか? コーチと言っても、彼女からすれば自分たちの役に立つ部品に過ぎないと言うことか。
 びっくりする妹たち。びっくりしなくてもいいと思うが……。

 レミは、サキをサーキット場(さっき自転車を走らせていたところだろう)に連れてくるよう命じる。
 しかし、その部屋にある自転車のサドルに、盗聴器らしきものが取り付けられていた。

 うーん、でも、こんな作戦室にわざわざそんなもの持ち込むかなぁ?
 片桐がそれを受信機で聞いていたところを、サキが押さえる。

 サキが「あなたは何者なの?」と問い質すが、ちょうどレミの命令を受けた部下の男たちが侵入してくる。とりあえず片桐はサキを引っ張って裏口から逃げる。
  
 数人の黒服とちょっとしたアクションになるが、相変わらず斉藤さんの殺陣はスローモーだ。
 南城さんは、なにしろ変身忍者嵐なので、さまになっているけど。
  
 背中合わせになって防戦するふたり。なかなかカッコイイです。
 片桐「サキ、逃げろ! 逃げるんだ!」
 言いながらまたサキの胸をタッチする片桐さんでした(註・管理人の卑猥な妄想です)。
 ひとりサキは逃げ出すが、走ってきたポルシェに轢き殺されそうになる。
  
 神「気をつけろ!」
 怒鳴ってから、さっさと走り去っていくポルシェ……

 じゃなくて、
  
 神「乗れっ!」

 と、サキを乗せてさっさと走り去っていくポルシェ。

 ここでアイキャッチ。



Aパート Bパート 今週のチェック
 
 エンジン音を響かせてお寺の境内に入ってくるポルシェ。
  
 サキ「神、あの片桐って男は何者なの?」
 コォーンと鐘が鳴る。

 サキ「ひょっとしてあたしとおなじ特命刑事じゃないの?」
 神「片桐の死んだ妹ミツエさんはかつて海槌系列企業の秘書をしていた。ところが偶然汚職の秘密を知ってしまい、その為に殺された。彼は特命刑事になった。海槌家に接近して情報収集を命じられ、お前に自転車をぶつけたのも収集の最中だった」

 しかし、汚職って、普通公務員とか政治家の犯罪のことを指すよね。ここはもっと漠然と「不正」で良かったのでは。

 すぐに彼を助けようとするサキを神は止める。
 神「自分の始末は自分でつける。それが特命刑事の掟だ!」

 しかし、12話では傷を負ったサキを神が助けてなかったか? 前回だって、ピンチのサキにヨーヨーを届けに来たと思うが。

 サキは今度は自分が彼を助ける番だと、神に懇願する。すると、
 黙ってヨーヨーを差し出す神。

 かっるい掟だなぁ。

 さて、手下に捕まり、サーキット場に連れてこられた片桐。
 レミ「片桐、私の自転車に無線機を仕掛けたりして、お前一体何者なのぉ?」
 レミ「サキと同じ特命刑事……」
 片桐「知らん、何のことかわからなーい」
 意外と往生際の悪い片桐さん。
 レミ「どうしてもシラを切るなら、言いたくなる方法はいくらでもあるのよ」
  
 と、トラックが彼らの間近に迫ってくる。

 レミは自転車でそのトラックから逃げるよう命令する。場外へ逃げようとしても、あゆみのライフルが狙っていて言うことを聞くしかない。

 ただ、小回りの利かないトラックが相手なので、元オリンピック選手の片桐ならば余裕でかわせそうな気もするが。
 ただ、トラックはいきなりフルスピードで迫ってくるので、ドラマとはいえなかなか怖い。
 しかし、口を割る前に轢き殺しちゃったら元も子もないと思うが……。
  
 迫力のあるチェイスシーン。これは、スタントが乗ってるかなぁ? ま、実際はかなり車間距離があると思うが。

 いや、やっぱり南城氏本人のようだ。
 しかし、運転を誤り、壁に激突してしまう。そこへ突っ込んでくるトラック……だから殺したらまずいのでは?
  
 しかし、ぎりぎりでサキが駆けつけ、脇を見せながらヨーヨーを投げて、タイヤをパンクさせる。
 轟音を立ててトラックが右へ曲がり、停止する。
 何事かと顔を出した、人の良さそうな運転手の額に、すかさずサキのヨーヨーがめり込む。
 運転手「あうっ」
  
 片桐「サキぃ、危ない!」

 言葉を交わすいとまもなく、あゆみがライフルを構えたのを見て、片桐はサキの前に立つ。
  
 劇的に撃たれて斃れる片桐。
  
 サキ「片桐さん! しっかりして片桐さん、しっかりぃ!」
 片桐「サキ……」
 サキ「しっかりして、何が言いたいの?」
 片桐「サキ、君と海槌剛三の間には……秘密がある……ミツエ……」

 しかし、普通、こんな時にそんなことわざわざ言いませんよね。最後の言葉は妹の名前ミツエだと思うが、海槌(ミヅチ)とも聞こえなくはないので紛らわしい。

 ま、最後に妹の写真を取り出しているから、ミツエなんだけどね。

 こうして、二人目の特命刑事は登場したと思ったら死んでしまった。勿体無いなぁ。
 サキ「海槌レミ、てめえ、許さねえ!」
 レミ「性懲りもなくあたしに歯向かうつもり?」

 しかし、なんでサキが片桐を介抱している時にあゆみは撃たなかったのだろう? 悪党なりの節度か?
 サキ「ふざけるな、てめえのような腐った奴はこのスケバン刑事の麻宮サキが許しちゃおけねえんだ!」
 まず、あゆみの腹を攻撃して、ライフルを落とさせる。
  
 そして、いつになく入念に反動をつけて、ヨーヨーを投げる。
  
 意外にもレミはあっさりとぐるぐる巻きにされる。
 サキ「海槌レミ、殺人現行犯で逮捕する!」

 殺したのはあゆみだと思うが……。
 レミ「サキ、お前がこれだけやれる女だと分かって嬉しいわ」
 余裕たっぷりのレミ。
 サキ「なにぃ」
 レミ「一生に一度、巡り会えるかどうかの相手に出会えたような気がするからよ」

 次の瞬間、銀色の棒のようなものが接触し、レミを拘束していたチェーンを切ってしまう。
  
 と、高いところからクミがアーチェリーを構えている。
 クミ「迂闊だったわね、サキ! あたしたちが三人兄弟ってことを忘れたの?」
 レミ「あゆみ、思う存分おやりなさい」
 レミの言葉に、あゆみはライフルを拾い、それでサキをボコボコにする。
  
 髪を振り乱し、さっきのお返しとばかりにサキのお腹をライフルの銃尾で打つ。
  
 いつものようにイッちゃってる目が怖いあゆみさん。

 ま、今人ひとり殺したばっかりだしね。
 で、なんと、一方的に痛め付けられるサキの様子を映しつつ、「つづく」なのだった。ストレスが溜まるなぁ。



Aパート Bパート 今週のチェック
週の恭一郎チェック
・要所要所で顔を出すが、特筆すべき言動はない。
今週の三平チェック
・美也子たちの騒動に巻き込まれて退学させられてしまった。神とサキの居場所を見に行くが、それ以降の見せ場はなかった。何故か、神に対して敬語で喋っていた。
今週の暗闇指令チェック
・出番なし。
今週の突っ込みどころ
・片桐の身分や役回り、組織との関係などが曖昧で、ちょっともどかしい。また、レミとのやりとりでは前からの付き合いらしいが、自転車に仕掛けた無線機が何故ばれたのか、説明が欲しかったところだ。
 
今週のまとめ
・サキの敗北、美也子の自殺未遂、片桐との出会いと死、再びサキの劣勢と、内容的には盛りだくさんである。

・ただ、片桐をほとんど見せ場もないまま殺してしまったのは残念だ。

・今週の評価 ★★★☆☆(3/5)