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第14話 血ぬられた鍵盤
Aパート Bパート 今週のチェック
 
 前回から続くピアノコンクールに絡んだエピソードである。

 前回のあらすじを映像とナレーターで紹介しつつ、轢き殺されそうになった純子(林田是枝)のその後の様子が描かれる。
 道路に横たわる純子目掛けてバックで急接近する車。
 だが、衝突直前でリアウィンドウが大きな石でもぶつけられたように激しく砕ける。具体的に何が当たったのかは不明。
 ぎりぎりで止まる車。だけど、リアを割られたからって止まらなくてもいいと思うが……。まあ、ドライバーがビックリして反射的にブレーキを踏んだのだろうか。
 意外にも投石の主は三平だった。純子の名を呼びながら走ってくる。
 サキより先に(シャレ)純子を発見したのだから、大したものである。
 三平の姿を見て、意気地なくも怪自動車は逃走。後を見送る三平の足が長い。
 三平「純子、だいじょぶか?」
 純子「ウン……いたっ」
 立ち上がろうとするが、転んだ拍子に足を挫いたらしい。
 そこへ、「純子さんじゃないですか」と男性の声が飛ぶ。
  
 見ると、前回純子の演奏を見た川崎(西田健)が立っている。
 川崎「どうしたんですか?」
 純子「川崎先生……!」

 ここはてっきり純子を轢き殺そうとしたのは海槌クミの意を受けた川崎だと思う視聴者を一瞬迷わせる演出。

 そして場面は競馬場でサキが海槌あゆみたちと戦っているシーンに移る。

 ナレーター「そして純子の救出に走ったサキの前にも意外な人物が現れた……」

 ムチで手摺に縛られ、身動き取れないサキにあゆみのバイクが迫る……と言う、前回のラストシーンに続き、
 あゆみの前に立ちはだかったのは、神恭一郎であった。

 どこが意外な人物なんだ?

 これが美也子とか暗闇指令とかだったら分かるんだけどね。

 神はクミを人質に、ナイフを突きつけてサキに車(ポルシェ)に乗るよう命じる。
 サキの前に仮面ライダー軍団が現れるが、彼らも神の脅しに屈して道を開ける。
 そして素早くクミの体を突き飛ばし、サキを乗せて走り去る神であった。
 ついついこういう時、ピカピカの車体に映る撮影スタッフの影を探してしまう。
 クミ「お姉さま!」
 物凄い目付きで睨むあゆみ。あまり関わりたくないですね。

 ここでOPタイトル。

 あれから、川崎の車で運び込まれたのだろう、「恵愛病院」と言うところで治療を受けている純子。
 川崎「いやぁたいしたことがなくて良かった……こないだはあんなこと言いましたが、出場するんなら一度僕のところへいらっしゃい。指導してあげましょ」
 温かい言葉に、「ほんとですかぁ? はいっ! 必ず行きます!」と、大喜びする純子ちゃん。可愛いね。
 帰っていく川崎と、サキを伴ってやってきた三平が目礼をかわして擦れ違う。
 サキ「三平、どうして川崎先生がここにいるの?」
 三平「それが、車に襲われた後、急に現れたんだ」

 ここでサブタイトル。この「血ぬられた」と言う表記はやや間が抜けているので、普通に「血塗られた」の方がベターだったかな。

  
 コンクールに向けて課題曲の練習に余念のない純子。その演奏に聞き惚れているサキと三平。
  
 入魂の演奏を終えた途端、パチパチパチと大勢の拍手が聞こえ、純子が振り向くと、いつの間にか沼先生や他の生徒たちがピアノの周りに集まっていた。

 沼「いやぁ、素晴らしかったぞ椎名! ブラボー! はっはっはっはっ」
 美也子「あら先生、音楽が分かりますの?」
 沼「なぁーにを言ってんだね、君、こう見えても私はクラシックファンだよ、はははっ、いやぁしかしこのベートーベンと言うのは実に素晴らしいなぁ!」

 純子「いえ……ショパンです」
 控え目に指摘する純子。

 どっと笑う生徒たち。
 沼「いや、わたしが間違えた、ショパンだショバンだ、いやぁ素晴らしい」
 和やかな雰囲気に、両親を失った純子にもやっと笑顔が戻ってきた……いいシーンです。
 それを見て安心したように微笑むサキ。

 一方の海槌クミも、英光学院でピアノの練習に励んでいたが、こちらは心穏やかではない。途中で鍵盤を叩くと、
 クミ「コンクールまであと三日よ、落ち着いて練習も出来やしないわ、なんとかしてよ川崎ぃ!」
 川崎「手は打ってあります……」

 しかし、いずれはピアノの世界の女王として君臨しようとしている人間が、こんな段階で実力によらずライバルを蹴落として勝とうなどと考えている時点でダメである。それに、川崎先生も技術的には互角と前回言ってるのだから、正々堂々と勝負すればいいのである。
 そこへ、約束どおり、純子が川崎を訪れ、再び演奏を見てもらう。

 ただ、前回かなりボロクソに言われたあと、純子はサキに励まされてやる気を出していた流れからして、改めて川崎に指導を仰ぎに来るというのは、ちょっと変かもしれない。
  
 川崎の表情から、純子の演奏は確かに見事で、少なくともクミよりは優れていることが見て取れる。

 だが、彼は海槌財閥に魂を売り渡した悪人なので、
 パンパンと手を叩いて演奏をストップさせ、
 川崎「いやぁ、違う違う違う! 全然なってない。楽譜をちゃんと見て演奏してるのかぁ? ここのフォルテはもっと強くだ」
 あえて理不尽に厳しい指導をする。

 純子「はい……」
 再び演奏を開始するが、
 川崎「うーん、そこはフォルテだって言ったろう。楽譜どおりやりさない」と同じダメ出しをする。
 純子「はい……」
  
 川崎「あーっ」
 遂に川崎、話にならんと言うように楽譜をピアノに叩き付ける。

 さすがにその指導に疑問を感じた純子は、「待ってください、父が教えてくれたのとは全然違います!」と抗議する。

 それに対し、川崎は「なに? ははははっ、お父さんの言ったことは忘れた方がいいな。恩師だから今まで黙っていたがこの際はっきり言っておく……お父さんの演奏方法はもう古いんだ。イヤ古いだけじゃない、ほんとは芸術的にも価値はなかったんだ」と、ひどい言葉を投げ付ける。
 純子「そんなぁーっ」

 川崎「お父さんの演奏方法に固執していては、君はいつまで経っても一人前にはなれない……さあ最初からやり直すつもりでもう一度」
 純子は耐え切れず、「ひどい、ひどいわ先生!」と叫ぶが、
  
 川崎「甘ったれるんじゃない!」
 パシッと純子の手を掴む。睨み合う二人。

 考えたら、別に純子はこの学校の生徒でもなく、川崎の弟子でもなんでもないのだから、こんなこと言われてまでレッスンを受ける必要はないんだけどね。
  
 サキだったらとりあえず川崎をぶっ飛ばしてるところだが、なにせ純子ちゃんは大人しい子なので、川崎の厳しい言葉に泣いてしまう。
 それを別室のモニターで心地よげに見物しているのは、無論、根性の腐った海槌クミ。
 クミ「そうよ、もっといじめて、自身を失えばコンクールにでる気もなくなるわ。あはははははっ……」
 姉譲りの高笑いを響かせる。
 さて次は、下校のシーンでたまに出て来る場所に止めたポルシェの中で話している神とサキ。

 神「英光芸術学院は元々伝統ある学校だったが、海槌家が金の力で乗っ取り、意に染まない○○○を次々追い出した」
 ○○○の部分、シトウジンとしか聞こえないのだが、首脳陣と言いたかったのだろうか。それとも指導員?
 神「そんな中で椎名幸一は、最後まで学院に残り、海槌家に抵抗していたらしい」
 サキ「じゃあ、純子のお父さんをしに追いやったのも海槌家の陰謀?」
 神「わからん、だが、椎名幸一が死んで一番得をしたのは、愛弟子の川崎だ」
 その名を聞いて驚いて振り向くサキ。
 神「椎名のあとを継いで、学部長に就任、海槌家の、特に海槌クミの絶対的信頼を取り付け、ゆくゆくは学院長におさまることが内定しているらしい」
  
 神と別れて、サキが帰宅すると、明かりのついていない部屋に純子がひとり座っている。
 サキはスイッチを入れながら、「純子、どうしたの? 今日に限ってひとりで先に帰ってしまうなんて」
 純子「あたし……もう、ピアノが弾けない! 弾けないわ!」
 楽譜に突っ伏して泣きじゃくる純子。
 そしてここで大ボスである海槌剛三が初登場。演じるのはベテランの神山繁。
 あゆみとクミが出迎え、何故か川崎もまじえて夕食をとる。
 ピアノコンクールのことを聞かれ、クミは自分が優勝よと自信たっぷりに答える。
 剛三「我が海槌財閥は、やがては日本を支配する。それゆえその頂点に立つ海槌家の人間は、必ず帝王学を修めなくてはならん。歯向かうものがいたら、徹底的に排除しろ!」

 語り倒す剛三。
 もっとも、誰も聞いてないが。

 あゆみもクミも、「また始まった」と思っていたのだろう。

 しかも、
 「支配(プルルル)するものとされる(プルルル)ものが違うことをはっきり(プルルル)認識させなくちゃいかん」

 後半部分は絶妙のタイミングで鳴る電話に妨害されるなど、踏んだり蹴ったりであった。
 しかもそれ、剛三じゃなくて川崎にかかってきた電話なんだけどね。
 川崎「はい……なにぃ、椎名純子?」

 その純子は、もう一度ピアノの前に座っていた。
  
 サキ「弾くのよ純子!」
 サキに強く促され、純子は目に涙をためながら、苦しそうに課題曲を弾き始める。
 だが、川崎から受けた暴言で自信を喪失したのか、すぐやめてしまう。
 サキ「川崎に言われたくらいで負けちゃダメ!」
 純子「……でも、どう弾いて良いか分からない! 自信がないの!」
 サキ「しっかりするのよ純子!」
  
 川崎は部下に彼らの様子を監視させていたのだろう。再び練習をしていることを知り、クミは苛立つ。
 あゆみから「麻宮サキ」と言う名前を聞かされた剛三は、ふっと何か思い出すような表情になる。

 あゆみ「お父様ご存知なの?」
 剛三「いやっ、知らん……」

 そう答え、剛三は不機嫌そうに席を立つ。

 
 クミ「もう我慢できないわ! 殺して川崎、椎名純子も、麻宮サキも、あたしの邪魔をする人間はみんな殺してーっ」

 むちゃくちゃなことを言い出すクミ。
 川崎(この女よく見たら面白い顔しとるな……)(管理人の妄想です)
 さすがのあゆみ姉さんも、妹の発言に引いていた。

 ここでアイキャッチ。



Aパート Bパート 今週のチェック
 
 さて、早くも第12回全日本ピアノコンクールが開催される。
 盛装して演奏しているクミ。
  
 客席には沼、美也子、三平たちの姿も……何故か、沼先生はスケバンたちの真ん中に座っている。
 やる気マンマンのエキストラ審査員の皆さん。
 やる気ゼロの審査員、川崎先生。


 クミの演奏を袖から見ているサキと純子。

 クミの演奏後、司会者が10分間の休憩に入りますと告げる。
 サキはそれを潮に、「がんばって」と声をかけて客席へ移動する。ただし声は聞こえない。
 ひとりになった純子は、出番を前にして緊張気味、と言うより、まだ自信を取り戻せず、いかにも不安そうな様子で袖の上を歩く。
  
 と、スーツの男性がひそかに近付き、いきなり彼女の腹部をナイフで刺す。
 純子は咄嗟に相手のネクタイピンを掴み、ピンは床に転がる。
  
 崩れ落ちる純子を見下ろす犯人は………………………川崎先生でした。

 ここは、犯人が誰か視聴者に見せない方が良かったと思う。折角ネクタイピンが落ちたのだから、それを手掛かりに最後にサキが犯人だと名指しすると言うようにすればいいのだ。
 しかし、純子が自信を失っていることも監視している彼らは知ってると思うので、何もここまでしなくても良いと思うけどね。川崎も、クミに命じられて嫌々やったのだろう。
 それでも純子は、自分の名を告げる司会者の声を聞きながら、何とか立ち上がろうとする。
 お気楽な美也子たちは、一斉に立ち上がって「頑張れ頑張れ、椎名!」と、場所柄もわきまえず声援を送る。見兼ねた三平が「静かにしろよ」とたしなめる。ちなみに小さくて分かりにくいが、サキは三平の横に座っている。
  
 だが、肝心の純子がなかなかステージに姿を現わさない。
 沼「どうしたんだ椎名は」
 壁伝いにゆっくりとステージへ向かう純子。
 川崎は、クミと目を見交わして満足そうな様子。
 いつまで経っても純子が現れないので、司会者たちが欠場扱いにしようとした時、
 やや虚ろな表情の純子が、下手に現れる。
 驚くクミと川崎。
 拍手を受けて、純子はピアノの前に座り、落ち着いた感じで演奏を開始する。
 しかも、腹を刺されながら、その演奏は以前の純子のように自信に満ちた素晴らしいものだった。
 一挙に不安に駆られる川崎。
  
 ドレスを伝い落ちる血。純子は痛みに顔をしかめつつ、何とか最後まで弾きこなす。
 純子の心の声「最後だわ、これが最後……」
 弾き終わると同時に、意識を失って倒れる。
 たちまち巻き起こる悲鳴。
 サキは真っ先に純子に駆け寄り、
 サキ「純子、しっかりして……救急車お願いします」
 司会者「はいっ」

 観客に言われる前に呼べよ>司会者
 走る救急車の映像を挟み、意識不明の純子の様子。
 サキ「どうなんですか先生、純子は助かるんでしょう」
 医師「出血多量で、なんとも言えませんね〜」


 ここで、11話の三井さんが襲われたときのシーンを思い出してみましょう。
 サキ「どうなんですか先生?」
 医師「うん、昏睡状態から醒めない限り、非常に危険な状態が続くと言うことです」

 このドラマに出てくる医者って、こんなのばっかりである。
  
 そこへ三平が意外な情報をもたらす。

 サキ「優勝は海槌クミ? そんなっ!」
 三平「俺だって悔しくて……純子の演奏は素晴らしかったのに……それで何か手掛かりはない調べてみたんだ。そしたら舞台裏にこんなものが……」

 三平が差し出したのは、無論、あのネクタイピン。

 しかし、今回、三平大活躍だね。純子を助けたり、証拠を発見したり、サキよりよっぽど刑事らしい仕事をしている。
 それを見て、川崎のネクタイピンだとすぐ気付くサキ。
 ただ、やはりこの場合、事前にこのネクタイピンにサキが注意を引かれるというような伏線が欲しい。

 ちなみに、このネクタイピン、ピアノの形をしてるんだね。さすがピアニスト。

 しかし、コンクールそのものは海槌財閥の支配下にあるわけじゃないのに、なんでクミが優勝したのだろう? 最後に倒れたけど、純子はちゃんと最後まで演奏した筈だ。まあ、川崎だけでなく、他にも買収された審査員がいたのかもしれない。うーん、だったら、最初から純子の妨害しなくても、クミが優勝できただろうに。

 純子が演奏途中で倒れたのなら、まだ分かるんだけどね。
  
 それはさておき、堂々と祝勝パーティーを開いている腐れ外道たち。
 彼女のクラスメイトたちも同席している。
 口々に「おめでとう」と祝の言葉を捧げる生徒や教師たち。
 その中の外国人教師は、「オメデトウ」と言いつつ、クミの頬にキスをする。
 ここは、海槌家の屋敷ではなく、英光学院の中らしい。
 そこへ、怒りに燃え滾るサキが現れる。
 まず、列席者たちの耳にヨーヨーのしなる奇妙な音が届く。
  
 いきなり部屋に入ってくるサキ。
 クミ「麻宮サキ……」
 川崎「何しに来た?」

 それに対するサキの答えは当然、
 「うるせえっ!」

 でした。
  
 すぐにヨーヨーを投げる。
 綺麗に砕け散る花瓶。
 クミと川崎以外は、状況が飲み込めていない。
 後ろの女子生徒、笑ってないか?
 サキは続けて、優勝トロフィーにヨーヨーをぶつけて倒す。
 ここですぐ名乗ったら、みんなに刑事だとばれてしまうが、うまい具合に、サキが睨んでいる間に関係のない人たちはさっさと逃げ出してくれる。まあ、普通こんな危ない人がパーティーに乱入してきたら、目を合わさず、とっとと逃げるのが長生きの秘訣です。
 その流れで逃げようとするふたりだったが、当然、サキのヨーヨーに阻まれる。

 サキ「川崎、純子を刺したのは貴様だな」
 川崎「ふふっ、バカな。私がやったと言う証拠でもあるのか?」
 サキ「証拠? コイツが純子を刺した舞台裏から出てきたぜ!」

 うーん、ただ、だからって彼が刺した証拠にはならないと思うんだけどね。

 川崎「貴様、なにもんだ?」
 良くぞ聞いてくれましたと言う顔で、サキ、もう一度ヨーヨーで威嚇してから、
 サキ「2年B組麻宮サキ、またの名を、スケバン刑事!」
 パカッと蓋を開けて、トレードマークを見せる。

 川崎「桜の代紋!」
  
 サキ「スケバンまで張ったこの麻宮サキが、何の因果か今じゃマッポの手先。笑いたければ笑うがいいさ」
 と、今回は久しぶりに「笑っていいとも」バージョンである。ただ、海槌姉妹が相手の場合、ほんとに笑われる危険性があるので要注意。
 サキ「だがな! てめえみてえに欲のためなら人殺しも厭わねえなんてそこまで魂は薄汚れちゃいねえぜ!」

 ふたりはさっさと逃げ出す。クミも今回は手元に武器がないので戦えなかったのだろう。
  
 ふたりは何故か非常用の螺旋階段で逃げようとするが、すかさず投げるサキのヨーヨーで足止めされる。
 サキ「川崎、椎名純子の父親を死に追いやったのも貴様だな。誰に命令された? そこにいる海槌クミか?」

 それこそ証拠も何もないことなのだが、脅されてうろのきていた川崎は、慌てて逃げようとするが、
 川崎「うわーっああっ」
 足を踏み外し、転落しそうになる。
  
 咄嗟に手を伸ばし、クミの手を掴むが、そのためにクミの手が変な方向へ曲がってしまう。
 クミ「あっああーっ」

 結局、川崎は手を離し、そのまま落下。
 で、川崎はどうも死んだらしい。
 さすがのサキも驚く。

 サキ「やっべえ!」(註・言ってません)
 ただ、これが普通の刑事だったら完全な不祥事で、大問題になるところだ。
 しかし、サキはスケバン刑事だからいいのである。いいのかなぁ……。

 サキが驚いている隙に、クミは階段を降りて行く。
 サキ「待てっ」
 この斉藤さんの掛け声がちょっと可愛い。

 しかし、そこへあゆみがバイクに乗って駆けつけ、いきなりライフルを発砲する。相変わらず常識のない人だ。
 クミはバイクの後ろにまたがる。
 クミ「サキ! あたしの手をよくもこんな目に! あたしからピアノを奪ったお前は絶対許せない! 必ず殺してやるう!」

 サキ「いや、それは川崎先生が……」(と、言いたかったに違いない)

 それに、指を折ったからってあっさりピアノを諦めるなよ、と。
  
 あゆみはさらにもう一発撃ち、サキをその場に釘付けにする。素早く体を沈めているサキは、無論スタントです。
  
 こちらもスタントの運転するバイクで走り去るふたり。そのテールランプが見えているうちに、サキが階段に降りるのだが、さすがに早過ぎないか?
 肝心のクミを逃して悔しそうな表情になるサキ。

 その前に川崎先生のことを心配しようよ!

 一応事件解決後、意識を取り戻した純子を見舞っているサキと三平。
  
 ナレーター「幸い純子は一命を取り留め、一見平和が甦ったように見えた。……だが、あゆみ、クミに加え、それよりも遥かに恐ろしい敵がサキの前に立ちはだかろうとしていたのだ……その敵とは」

 ここで成田に着陸するジャンボジェット機の映像、そして、
 手を吊っているクミと、あゆみがその恐るべき敵を出迎えている様子。

 そして遂に登場する、海槌三姉妹の長女!
 その名も高橋ひとみ! じゃなくて、レミでした。

 うーん、ここは、彼女の顔は出さずに、次回まで引っ張った方が良かったかな。



Aパート Bパート 今週のチェック
週の恭一郎チェック
・冒頭、危機一髪でサキを助ける美味しいところを持っていくが、それ以降の活躍は見られない。サキのお目付け役として、彼女の暴走を止めることもしなくなった。
今週の三平チェック
・いまだかつてないほどの大活躍を見せる。その割に誰からも感謝されない。
今週の暗闇指令チェック
・出番なし。この辺から、暗闇指令の命令と、サキの行動が厳密に合致しなくなる。
今週の突っ込みどころ
・暗闇指令の命令はあくまで純子の保護だった筈で、最後のサキの行動はいささか暴走気味だ。しかもその過程で川崎を死(?)に至らしめているのはどう考えても後々問題になりそうなのに、全然なってない。サキはその前に他の生徒たちにバッチリ顔も見られているから、下手をすれば殺人犯にされてしまう。恐らく、暗闇指令が警察の捜査に手を回したのだろう。

・結局、13話の冒頭、純子がサキを頼って来たのか、今回も説明されないままだった。
 
今週のまとめ
・あまたの困難に負けず、ピアノを弾き続ける純子の姿に胸が熱くなる。

・しかし、最後の事件処理はいささか雑だ。純子がこれっきり登場しないのも寂しい。

・今週の評価 ★★★☆☆(3/5)